5月に開かれる伊勢志摩サミット(第42回主要国首脳会議)を前に東京急行電鉄(株)、JR東日本旅客鉄道(株)、緑警察署が合同で4月15日、長津田駅構内で「テロ対策訓練」を実施した。
参加した3団体は伊勢志摩サミットや東京オリンピックを前に、「開催地から離れた都市で起こりうるテロ行為」への準備を進めており、今回はその一環。
訓練では、不審な男に駅職員から通報を受けた警察官が職務質問を行い、抵抗を制して捕縛し、男が所持していた液体を不審物処理班が回収するという内容。警察官たちの迫力ある訓練に駅利用者も足を止め見入っていた。
東急電鉄長津田駅大和幸雄駅長は「テロを身近な危険と認識し、今後も普段の駅と違った点がないかしっかり注意を払っていく」と話した。
長津田駅など警戒を重点的に行う駅ではサミットや外務大臣、財務大臣などの閣僚会合開催の1週間前からロッカーや空き缶用ゴミ箱の使用を禁止するなど警備を徹底していく方針だ。
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