鴨居駅周辺まちづくり研究会(熊本秀男代表)が4月17日、鴨居駅2階通路で「第38回鴨居エキコン」を開催した。
駅の通路で定期的に開催されている「エキコン」は、誰もが自由に聴くことができる音楽コンサート。毎回様々なジャンルの音楽家を呼び、盛大な演奏会を開催している。駅周辺を音楽で盛り上げようと約13年前に同研究会の発案ではじまった独自の取り組みだ。
先日熊本県で発生した大規模な地震の被災者への復興支援を急きょテーマに盛り込み、会場では義援金の募金活動が併せて行われた。
当日は「ブレーション7&テリー保谷」の演奏を聞こうと約200人が会場に集まり、ジャズを中心とした10曲の演奏に酔いしれた。また来賓として地元選出の県議会議員や市会議員のほか、中山順鴨居駅長や鴨居連合自治会の板垣憲明会長などが駆け付けた。
義援金に多くの協力
同研究会のメンバーらが声をからしながら協力を呼び掛けた募金は、5万5101円に達した。主催者らは「14日の地震発生から今もなお余震等が続く熊本県の現状を毎日報道で見ており、何か自分たちにできることはないかといてもたってもいられなくなった。大変多くの人に協力をいただき、感謝している」と話している。
集まった義援金は近日中に熊本県へ届けられる予定だ。
![]() 急きょ行われた義援金活動
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