認知症への理解を深めてもらうめに、患者や、支援者らが一つの襷をつなぎながら日本を縦断するイベント「RUN伴TOMO-RROW2016」に、長津田みなみ台在住の池田久雄さん(103)が緑区初の走者として出場することが決まった。
RUN伴は認知症の理解を深めるための活動を行う「NPO法人認知症フレンドシップクラブ」と「RUN伴2016実行委員会」が主催するイベント。「認知症になっても安心して暮らしていける町づくり」を目標に2011年から開催している。揃いのシャツを身に付け、走者、支援者、応援客が一体となって公道を走ることで、イベントを見た人に認知症への興味と理解を持ってもらうねらい。
初開催時は北海道内でのみ行われ、171人が参加する規模だったが、年々イベントの認知度も高まっており、今年ついに1万1000人の参加者が日本を縦断する内容となった。
池田久雄さん(103)は、通っているデイサービス「たのし〜む。十日市場」が出場を検討していることを知り、同所から推薦を受けた際に「自分は認知症を患っていないが、少しでも力になれれば」と出場を決意した。池田さんは「できるだけ長く歩きたい。次の人に襷をつなぐために頑張る」と決意を語っている。
7月2日には第1走者が北海道の北見をスタートしており、11月26日に沖縄の那覇でゴールするまで、一本の襷を繋いでいく。関東ブロックは9月10日から22日の間に通過予定。池田さんは9月19日に「デイサービスたのし〜む。大和東(大和市大和東3の12の5)」をスタートし大和駅までの約1Kmを担当する。同所スタッフらが伴走・介助を務め、池田さんは自分の足と車いすの補助を併用してゴールを目指していく。
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