十日市場地域ケアプラザでこのほど、共読講座「読書を通じて幕末の志士を語る」が開催された。
同講座は、お互いに自分の愛読書を薦め合い、読み合わせをするなどして本を読む「共読」の楽しみ方を味わってもらおうと企画された。それぞれのおすすめ本の魅力を話し合うことでコミュニケーションを生み、人と人の繋がりを促進する「共読」は近年、読書の普及だけでなく、地域の絆づくりにも役立てられているという。
当日は、共読の普及に取り組む坪内一さん(緑区役所こども家庭支援課学校連携・こども担当課長/元横浜市中央図書館企画運営課長)が講師を担当。参加者らは、「幕末」をテーマに持ち寄った愛読書についてプレゼンしたり、グループに分かれてディスカッションに挑戦した=写真。
「すぐに仲良しに」
参加者のひとりは、「地域の人々と本を通じて交流できたのが楽しかった。自分では読んだことのない本についてもとても興味がわいた」と話した。
また、坪内さんは、「初対面の人同士でも本を通じてすぐに仲良くなっていた。今後も人との繋がりを増やす共読の場を作っていきたいと思います」と感想をのべた。
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