意見広告・議会報告
県政レポート㉒ ソーラーシェアリングの今 神奈川県議会議員(緑区選出) 古賀てるき
このたびの西日本を中心とした大雨を伴う災害により、お亡くなりになった方々に弔意を表しますとともに、被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。
産業労働常任委員会
私は今年度、産業労働常任委員会に所属し、県内の経済問題や労働問題について議論しております。その中で今回はソーラーシェアリングについてお伝えします。
一石二鳥のシステム
ソーラーシェアリングとは、田んぼや畑で作物を育てながら上部に太陽光パネルを設置して発電を行い、農作物と電力の生産を図るもので、まさに一石二鳥のシステムといえます。
寂しい現状です
神奈川県では「かながわスマートエネルギー計画」の一環として、ソーラーシェアリングの導入を推進していますが、平成27年度から29年度までの累計で22件であり、千葉県198件、静岡県120件と比べると寂しい状況です。原因のひとつに手続の煩雑さがあげられます。ソーラーシェアリングをやる場合、発電系手続と農業系手続が必要となり、それぞれ別の窓口に出向かなければなりません。また「営農意見書」といった専門的な書類も必要となります。
手続の簡略化を提言
書類作成アドバイスや、手続を一度で行えるワンストップサービスの設立を強く提言いたしました。引続き注目です。
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