星槎学園中高等部北斗校で7月22日、小学生と保護者を対象として、宇宙の学校が開催された。
宇宙の学校は、認定NPO子ども・宇宙・未来の会(KU―MA)がJAXA宇宙教育センターと連携しながら、全国的に展開しているプログラム。自然科学をテーマとした実験や工作を親子で行い、家族の絆を深め、子どもの「好奇心」や「冒険心」などを育むことを目的に開催している。
当日は、12組の親子が参加。JAXA宇宙科学探査交流棟スタッフの大川拓也さんが宇宙をテーマに講演を行った。大川さんは、夏に見える星の見所などを解説。宇宙に関するクイズが出題されると、多くの子ども達が手を挙げ、元気に答える様子が見られた。
大川さんは「私も子どもの頃から星を見るのが大好きだった。好奇心を持って、ぜひ、夏休みに友達や家族と星空を眺めてもらいたい」と話した。
後半は、親子で協力しながら、葉脈標本をデザインする工作も実施された。KU―MAの稲葉茂さんは「実験や工作を通じて、親子でのコミュニケーションを深めてほしい」と呼びかけていた。
参加した三保小学校6年生の丸山千颯君は、「ロケットは、どうして飛ぶのか」「宇宙の遠くまで行くにはどうしたら良いのか」などを積極的に質問。「宇宙はとても広い。話を聞いて、もっと学びたいと思った。夏休みは山梨県へキャンプに行く予定なので、星空をじっくり眺めたい」と目を輝かせていた。
星槎学園中高等部北斗校の渡辺保子学校長は「子どもの興味、関心を伸ばせる場を作っていきたい」と話した。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>