横浜市立中山中学校(二階堂智子校長)の吹奏楽部が9月9日に千葉県文化会館で行われる東関東大会に挑む。県コンクールで最高賞の朝日新聞社賞を引っ提げ、3度目の全国大会出場を目指す。
県で最高賞受賞
中山中吹奏楽部(大胡田忠敏顧問)は、8月7日によこすか芸術劇場で行われた第67回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)に出場。最大50人編成の中学生A部門(26校出場)で金賞を獲得し、24校が出場する東関東大会への切符を勝ち取っていた。8月26日には地域住民らを招いた東関東大会出場記念演奏会を実施したほか、9月9日に千葉県文化会館で行われる大会を目前に控えた現在は、改めて基礎練習に励んでいる。
同校は1990、91年の2度全国大会に出場した実績を持っている。6年前に大胡田顧問が赴任してからは、県のコンクールで6年連続の金賞。5度東関東大会に出場している。
届け中山サウンド
今大会で自由曲に選んだのは、東日本大震災をテーマに「発災」「祈り」「復興へ向けて」という3部構成の「想いの和々〜revive」。昨年の同校70周年に合わせて作曲するなど、大胡田顧問と親交のある片岡寛晶氏の作品だ。
吹奏楽部の部員は現在53人。1年生の川崎千夏さん、平花織さん、石川姫七さん3人はサポートチームとして他の部員を支えており、今年部のテーマに掲げている「届け中山サウンド、音楽は心」のほかに加えて「目指せ全国、行くぞ、オー」とデザインした応援旗を作成した。サポートチームの3人は「私たちは今年、先輩方と一緒にコンクールで演奏することはできませんが、同じ部員としてみんなが目指している目標を旗にしていつでもみんなで一つとなって合奏したいと思って作りました」と話した。
眞鍋知輝部長は「観客のみなさんに僕たちの想いを届けて、全国大会に進みたい」と豊富を語った。また、「生徒たちはこれまで地味な練習もコツコツとやってきた。当日はステージ上で楽しく演奏してもらえたら」と、大胡田顧問は話した。
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