星槎学園北斗校(渡辺保子校長)で1月31日、ジャーナリストを招いた特別授業が行われた。
講師として、ジャーナリストで共同通信社の客員論説委員を務める佐々木伸氏が登壇。講義には、同校の高校生ら約20人が参加していた。
講義のテーマは、「ジャーナリズムの役割を問う〜フェイクあふれる世の中をどう生きるか〜」。佐々木氏は生徒に対し、ジャーナリストがどのような役割を果たしているかなどを説明。「1枚の写真で、国の政策が大きく変わることだってある」と仕事の意義を熱心に伝えていた。
同校3年生の栗田尚明君は「ジャーナリストの仕事のイメージを掴むことができた。伝えることで社会が大きく変化することもある重要な仕事だと感じた」と授業を振り返った。
授業の後半では、実際に記事の作成にも挑戦していた。生徒が記者役となり、情報を聞き出そうとする模擬記者会見も行われた。
佐々木氏は、「事実に基づいた正確な記事を書くことが最も大切。また、頭を整理してから記事を書き始めること。記事で一番伝えたいことは、何かを考え、見出しを最初に考えてみよう」と具体的なポイントも伝えていた。同校1年生の冨久美海さんは「今まで記事を書いたり、深くニュースを見たりすることがなかった。これからは、普段のニュースを好奇心や疑問を持って読むようにしたい」と話した。
また、同校の渡辺校長は「正しく情報を把握する力は、今後、生徒が生きていく上で、とても役に立つ」と述べた。
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