緑区制50周年記念「中学生合唱団」を結成するためのオーディションが23日、緑公会堂で実施された。
当日は、事前公募で集まった緑区在住・在勤の中学生ら44人が参加。会場に集まった参加者は緊張した面持ちで順番に審査曲の「信じる」「時の旅人」「Let‘s search for Tomorrow」を舞台上で合唱。今後の合唱指導も行う根本はるみ氏(緑が丘中学校合唱部顧問)と、山田茂氏(東京混声合唱団指揮者)が審査を担当した。
すべての参加者の合唱終了後、山田氏から「良い演奏会にしましょう。全員合格とします」と伝えられると、参加者はホッとした表情を見せていた。また、根本氏は「お疲れ様。合唱の基本を学ぶ必要がある人もいるけれど、歌う姿勢や気持ちを感じられた」と講評した。
8月、10月にコンサート
今後、44人の合唱団は4月から練習を開始。8月23日(金)に神奈川県立音楽堂で開催される山田和樹指揮・東京混声合唱団特別演奏会にゲスト出演を予定しているほか、10月27日(日)の緑区制50周年記念コンサート(緑公会堂)で「大地讃頌」など数曲の合唱を行う。
主催する緑区民音楽祭実行委員会の本田義之委員長は「行政や中学校の協力もあり、学校の垣根を越えて合唱団を結成することができた。子どもたちには緑区に対する愛を育んでもらいたい」と話した。
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