緑区内の中学生を中心に構成される「横浜緑リトルシニア」(馬場勉会長)が、25日(月)から大阪で開催される第25回日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場する。同大会への出場は、18年ぶり2度目。
敗者復活戦を勝ち上がり、2018年に行われた南関東支部秋季大会を突破した同チーム。その後の関東連盟秋季大会では、2回戦で敗れたものの、全国屈指の強豪を追い詰めた点などが評価され、同大会に参加した48チームの中から23チームが選ばれる全国大会への切符を獲得した。
全国から64チームが優勝を競う全国選抜野球大会。キャプテンを務める深谷謙志郎選手は「個々のレベルの高いチーム。それぞれの向く方向を1つにできたら、全国制覇も夢ではない」と自信をのぞかせた。
データで課題を把握
同チームでは、打率や防御率など一人ひとりのデータを詳細にまとめている。そのデータを基に、選手と指導者が現在の課題を把握。その後、目標に向かうためにどのような練習が必要なのかを選手が自ら考えているという。「現状を知らないと何もできない。1人ひとりの選手が、データを基に考え抜くことで強いチームになる」と馬場会長は話した。
平日の練習は基礎練習を繰り返す。ノックや走り込みを徹底して行っており、”凡事徹底”が合言葉になっているという。一方、土日は関東周辺の強豪チームと実践的な試合を行う。馬場会長の口癖は、「ヒントを探せ」。他チームの良い所をしっかりと見習うように選手には伝えているという。
26日(火)の初戦は、九州代表のチームが相手だ。
エース投手を務める竹内丈選手は「チームの仲間を信じて、打たせて取る投球で流れを引き寄せたい。全員が一致団結すれば、必ず勝てる」と話した。
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