区内中山町に完成した新たな居場所の一角に、多世代交流カフェ「レモンの庭」がオープン。11日には記念のセレモニーが行われ、レモンの木の植樹などが関係者らによって行われた。
中山町には、古民家を利用し多目的スペースとして開放している「なごみ邸」を中心に「753(ナナゴーサン)プロジェクト」によって空き物件を活用した様々な居場所づくりが展開されてきた。今回新たにオープンした「和丘(ナゴミヒルズ)」(中山町21の23)には、一般戸建て2棟のほか、屋外共用スペース「なごみテラス」を挟み、多世代交流カフェ「レモンの庭」を展開する。
「レモンの庭」は、横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業として「一般社団法人フラットガーデン」が運営する。火・日曜以外の午前10時〜午後3時に開催。水・土曜午前10時〜午後1時には65歳以上の高齢者を対象に介護予防プログラムを実施する。参加費500円(茶菓子付、但し要支援者は300円)。介護予防プログラムは「体操やヨガ、畑で農作業」「音楽やアートを楽しむ」「料理を作って食べる」「昔遊びやカードゲームを子どもと一緒にする」などを予定している。
11日には記念のセレモニーを実施。関係者らによってテープカットとくす玉割が行われた。その後は、シンボルツリーとなるレモンの木の植樹や芝生を植えるなどのイベントを実施した。
フラッドガーデン代表を務める松岡美子さんは「”誰もがその人らしく暮らせるコミュニティ”、ここがそんな居場所になればと思う」と話した。
また、なごみ邸オーナーの齋藤好貴さんは「ここに関わる人たちがより楽しく、安全で安心かつ快適な場所になればと思う」と期待を寄せた。
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