霧が丘地域ケアプラザで24日、「F(ファイナンシャル)ノート書き方講座」が実施された。
同地域ケアプラザでは、霧が丘地域の住民が主体となり、高齢者の老い支度に関する情報をまとめた冊子やノート作りを行っている。
昨年には、エンディングノートを作成。地域住民に向けて、同ノートを使用した講座も開催してきた。
今回メンバーが新しく完成させたのは、F(ファイナンシャル)ノートだ。財産を整理する表や家計の収支表などがあり、自身で記入していくことで”老後のお金”について考えることができるノートになっている。
当日は、約30人の地域住民らが参加。ノートの作成を行ってきたメンバーの一人である見崎俊輔さんがノートの記入方法を説明していた。
見崎さんは「老後のお金のことはみなさんがとても関心があること。少しでも役に立てたらうれしい。みんな真剣に聞いていた」と振り返った。
また、霧が丘地域ケアプラザの林ゆかり所長は「地域住民が地域住民に伝えることで、地域の絆も深まるのではないかと思う。多くの人にFノートを活用してもらい、老後の生活が豊かになれば良い」と話した。
区役所も協力
また、ノートの作成には緑区役所の生活支援課も関わってきた。
同課では、専門の相談員が家計の見直しを手伝う事業や、仕事探しを支援する事業を行っている。同課の担当者は、「家計の見直しなど一緒に考えるので、お気軽にご相談ください」と講座の参加者に呼び掛けていた。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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