横浜市は夏休み中に、市内の小学校4、5年生がエコライフ・チェックシートを使い環境保全活動に取り組む「こども『エコ活。』大作戦!2020」を行う。
チェックシート=写真=には5つのチャレンジ項目が設定されている。児童は各項目を意識しながら夏休み期間を過ごし、行動結果を3段階評価で記録し、学校に提出する。
16年度から始まった取り組みで昨年度は2万723人が「エコ活動」に取り組んだ。今年度は海洋プラスチック問題やレジ袋の有料化などを受け、プラスチックごみに関する内容が盛り込まれている。
企業からの協賛金森林再生に繋がる
子どもたちが取り組む「エコ活。」を応援する企業から寄せられる協賛金は、国連の食糧支援機関「国連WFP」が展開するフィリピン・ミンダナオ島での植樹活動に役立てられる。
協賛金を原資にこれまで森林再生に使われる約65万本の苗木を生産する種苗場を整備。昨年度は73社・4団体から集まった協賛金は163万円で苗床の管理費用や、プロジェクトでの3カ月間の労働対価として463人の人々に50kgの米が3回に分けて提供された。
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