SDGsに関するワークショップを開催している 塚本 充さん 十日市場町在住 47歳
行動することで動き出す
○…昨年までは「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉をなんとなく知っている程度だった。仕事は設計士。環境に良い建物を日々設計しているが、環境問題を身近にはなかなか感じられなかった。そんな時に参加したSDGsワークショップ。環境問題のみならず、世界の様々な問題と自身の日常がすんなりと結びついた。すぐにSDGsファシリテーターの資格を取得。会社や地域で自らワークショップを手掛ける立場となった。気軽に学ぶ場作りに奔走中だ。
○…静岡県生まれ。小学校6年生から高校3年生までの7年間、無遅刻、無欠席、無早退だったことが自慢。子どもの頃からプラモデル作りなど工作が大好き。自分の手で作りあげる達成感がたまらなかった。夢は、設計士。中学の頃には歩む道は決まっていた。
○…大学では工学部建築学科へ。建物にいる人のことをとことん考え、朝まで模型作りをしていたことも。その後、日本設計に入社。パークシティ大崎など大規模な街の開発にも長年携わってきた。図面を描いている時間はわずか。ほとんどは、良い建物を作るための打ち合わせ。時には、意見が食い違うことも。大切にしているのは、相手の話を真摯に聞いた上で意見を出すこと。よりよい議論が良い建物を作り出す秘訣のようだ。
○…緑区に来たのは、約15年前。「自然豊かで子育てに良い環境だと思ったね」とにこり。コロナ禍でのテレワーク生活で地域に目が向くようになったのは最近だという。地域でワークショップを開催するのも初めてだった。それでも、一歩踏み出すことで、協力者が次々と現れた。今後も定期的に区内で開催していく。「気づきが満載の場をいろんな所で作りたい」と意気込んだ。
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