新型コロナウイルス感染症拡大によって落ち込んだ商店街を元気づけようと、緑区役所が応援ポスターを作成した。地元商店街に目を向けてもらうことが目的。中山在住の松井奈穂さんがデザインを手掛けた。
緑区役所は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言や外出自粛要請などの影響で、売上等が落ち込んだ商店街を少しでも元気づけようと「商店街応援ポスター」を作成した。
ポスター作成は、区民に地元商店街の魅力を伝えるのが目的。改めて地元商店街に目を向けてもらい、活性化につなげたい考えだ。
地元の画家がデザイン
ポスターのデザインを担当したのは、中山在住で2018年HAG(ハンドメイド・アニメーション・グランプリ)で環境創造部門横浜賞を受賞した画家の松井奈穂さん。松井さんは、夕暮れ時の商店街をイメージし、夕飯の買い物で行き交う人などを表現した。
「デザインを担当し地元を応援できることは嬉しいこと。行き交う人は多様性を意識した。惣菜屋や八百屋、喫茶店などをデザインした」と松井さん。
完成したポスターはA3サイズ500枚とB2サイズ70枚。A3サイズは区内7つの商店街(中山商店街、長津田商店街、谷津田原商栄会、鴨居商栄会、竹山団地中央商店会、緑新栄会、霧が丘商店会)の各加盟店舗などに掲示。また、B2サイズは区内の各地区センター、地域ケアプラザ、金融機関、図書館、警察署、消防署など公共施設で掲示されている。
完成したポスターを目にした区商店街連合会の奥津守会長は「温かみのあるほっとできるようなデザインで良いのでは。ポスターが商店街活性化の一助になってくれれば嬉しい」と話した。
第2弾も予定
区では今年度中に第2弾のポスター作成を予定しており、担当者は「季節感がでるようなものになるよう考えている。ポスターをきっかけに一人でも多くの人が商店街に足を運んでもらえたら」と話した。
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