田奈中学校陸上部女子チームが第35回神奈川県中学校女子駅伝競走大会で4位に入賞し、関東大会への出場を決めた。3年連続10回目の出場となる。古田島彩さん(3年)は「上位校とも競い合いたい」と意気込んだ。
県大会は約12・48Kmを5区に分けて、地区予選を勝ち抜いた59チームが競い合った。1年生ながら1区走者に抜擢されたのは伊藤美喜さん。17位で2区の依田理愛さん(2年)に襷をつないだ。村上孝文監督は「ライバルチームと大きな差は開かなかった。良い走りだった」と振り返った。
その後、依田さん11位、3区の渡邉麻央さん(2年)が6位、石橋那七海さん(3年)が3位と徐々に順位を上げていった。村上監督は、2区から4区で順位を上げ、最後の5区で4位以内を守り切る戦いを想定していた」と笑顔を見せた。その言葉の通り、5区の古田島さんは1つ順位を落としたものの、4位を守りゴールを果たした。
コロナの影響で、2月から6月末までは一切練習ができず、自主練習をするしかない状況だった。本格的に練習を再開したのは、8月頃だという。「練習日数が短い分、不安はある。しかし、今、できることに集中して練習に励み、関東大会を迎えたい」と村上監督は話した。
関東大会は、12月5日に茨城県で行われ、33チームが競い合う。同大会では、一昨年は7位、昨年は19位だった。同2大会を経験している古田島さんは、「今年は最高学年として、チームを引っ張りたい。田奈中の伝統を受け継ぎ、8位以内に入りたい」と意気込んだ。
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