横浜創英大学のリラクセーションサークルのメンバー約20人が新型コロナウイルスから身を守ってもらおうと、感染症対策をまとめた冊子をこのほど作成した。
同サークルは、霧が丘などで高齢者らにハンドマッサージを行うなどボランティアをしている。
だが、コロナ禍で中止にせざるを得ない状況が続く。そのようななかで、高齢者から「看護を学ぶ学生さんが多いので、正しい手洗いの仕方などを教えてほしい」との意見が出た。
話し合いはオンライン
昨年、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使用しながら、オンラインで感染症対策をまとめた冊子を作ろうと決定。看護学部3年生で、同サークルの部長を務める浜中芽実さんは「対面でなく、オンラインでの話し合いは想像以上に大変だった。試行錯誤を繰り返した」と振り返った。
冊子には、イラスト付きで正しい手洗いやアルコール手指消毒の仕方、正しいマスクの付け方などがまとめられている。
また、冊子に記載された二次元コードを読み込むと、スマートフォンなどから解説動画を見ることもできるという。
浜中さんは「感染を防ぐためにも、冊子を多くの人に読んでもらえたら」と笑顔を見せた。
同サークルの顧問を務める教員の吉江由美子さんは「学生が工夫して、一生懸命形にしてくれた。成長にもつながったと思う」と話した。
冊子は、希望者に無料で配布する。問い合わせは、同大の企画課【電話】045・922・5641へ。また、同サークルの公式ツイッター(【URL】https://twitter.com/soei_riraku)でも解説動画を投稿している。
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