三保小学校(安冨江理校長)で2月17日と24日、同校の6年生を対象として、SDGsをカードゲームを使って学ぶ授業が行われた。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会の共通目標のことだ。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「海の豊かさを守ろう」「ジェンダーの平等を実現しよう」などの17の目標が掲げられている。
一般社団法人イマココラボの「2030SDGs公認ファシリテーター」の資格を持つ区内在住の塚本充さんなど3人が学校を訪れ授業を展開。児童は楽しそうに学びを深めていた。授業を受けた戸来奏太さん(12)は「カードゲームでSDGsを身近に感じられた。自分の行動を少しでも変えることで、世界の様々な問題の課題解決に結びつくことに気が付けた」と話した。
また、同校では、2月3日に塚本さんが教職員に向けてもワークショップを実施。安冨校長は、「地域の人が、このような形で学校教育に携わってくださるのはありがたいことだ」と感謝を述べた。塚本さんは、「各地でSDGsを伝えていきたい」と意気込む。
問い合わせは、塚本さん【URL】mitsurutkmt@gmail.comへ。
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