御前田自治会(河原忠彦会長)は6月に自治会員同士で本を交換する場「ステイホームでの本のススメ」を初企画した。コロナ禍で長くなっている自宅で過ごす時間を読書をすることで有効活用してもらう狙いだ。
同自治会は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、毎年行っている夏祭りなどの行事を相次いで中止せざるを得ない状況が続いている。
そのような中で「コロナ禍でもできることはないか」との思いから発案された企画が「ステイホームでの本のススメ」だ。自治会員の家で眠っている本を自治会に寄贈してもらい、その後、自治会員が集まった本を選び持ち帰ってもらう場を作ろうというものだ。
発案した同自治会の池田直人さんは「コロナ禍で、自宅で過ごす時間が長くなっている。読書は学びを深められ、ストレスの解消にもなる。自宅で過ごす時間を有効活用できる」と意図を話す。
そんな読書を推進しようと、企画が立ち上がったのは今年の5月。その後6月初旬には、毎月発行している会報や、回覧板などを使用して本の寄贈を同自治会の1700世帯に呼びかけた。
1500冊が集まる
すると、わずか1週間で1500冊の本が自治会館に集まったという。100冊以上の本を寄贈した人も2人いるという。約6割が小説だが、絵本や漫画、旅行本、ビジネス本など幅広いジャンルの本が寄贈された。
河原会長は「短期間でこれだけ多くの本が集まるとは本当に驚いた」と振り返った。
その後、自治会員のボランティアで同自治会館に著作者別に本を並べ、6月26日と27日に本を提供する場を設けた。
本がずらりと並んだ自治会館では、本を手に取り、持ち帰る本を選ぶ自治会員の姿が見られた。来館する時間を分け、一度に6人までしか入れないようにするなど、感染対策を行っていた。
コロナ禍ならではの企画
自治会員の羽二生弘さんは「遠出せず、近所で本を選べるのは本当に良いアイデア。時代小説が好きなので、選ぶのが楽しみ」と笑顔を見せた。
河原会長は「コロナ禍ならではの新しい企画。様々な本が集まり、面白い企画になった」と述べ、「今回を振り返り、今後も開催できたら」と先を見据えていた。
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