約710世帯を抱える東本郷ばらの会自治会(川室英明会長)では、以前から住民の高齢化や空き家対策が問題となっていた。空き家については、周辺住民から自治会に苦情が入るなどしていたが、空き家所有者が遠隔地に住んでいてかつ高齢の場合が多く、連絡が取りにくいなどの課題を抱えていた。
同自治会は2019年に「地域の空き家対策事業」を開始。所有者と連絡を取り、庭の手入れなどを促すシステムで、区役所と連携を取り自発的な手入れを促すほか、自治会として依頼を受け樹木の枝落としや庭の手入れなどを実施している。昨年度は6件、今年度は5件の作業を行っており、地元の造園業者やシルバー人材センターなどの紹介も行っている。
このほど、数年間放置されてまるでジャングルのように庭木が伸びていた空き家の手入れが完了した。
同自治会の目(さがん)定雄空き家等対策委員長は「多くの方にご協力頂き見違えるようになった。今後も優れた地域の住環境維持のために活動を継続していく」と話した。
|
<PR>
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>