台村町在住の栁堀隆吾選手(27)が6日に後楽園ホールで行われたプロボクシングの第68回全日本新人王決定戦(ライト級)で勝利し、全日本新人王に輝いた。
栁堀選手は、都筑区池辺町にある花形ボクシングジムに所属している。
高校3年生の時に始めたというボクシング。日本体育大学在学時は、ボクシング部に所属し、海外での経験も積みたいと、1年間のオーストラリア留学経験もある。
2018年6月にプロデビュー。二度目の挑戦で、同ジムでは初の全日本新人王となった。
「ジムの創設以来、誰も獲得したことのなかった全日本新人王。花形ジムを背負って、『必ず勝ちにいく』という強い思いで試合に臨んだ」と栁堀選手。対戦相手となった伊集院嵐選手の過去の試合映像を見ながら、頭の中で戦いのイメージを固めてきたという。
序盤からジャブなどで積極的に仕掛けた栁堀選手。2回には、右ストレートでダウンを奪った。「その後も終始ペースを握ることができた」と話した。3-0で判定勝ちを収め、勝者として自身の名前が会場内に響き渡ると「うれしい気持ちが一気に込み上げた。また、『成し遂げたんだ』とほっとした」とその瞬間を振り返った。
「世界へ羽ばたけ」
元WBA世界フライ級チャンピオンで同ジムの花形進会長は「今後、日本チャンピオン。そして、世界へと羽ばたいてほしい」と期待する。
栁堀選手は「日本チャンピオンを目指し、1試合1試合、大切に戦っていきたい。ボクシングに興味を持って頂き、地元の方々にも応援してもらえたら」と微笑んだ。
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