北京オリンピックのフィギュアスケート男子シングルで銀メダルを獲得した鍵山優真選手が在籍する星槎国際高校横浜鴨居学習センター(都筑区池辺町)で10日、後輩や教職員らが同校に集まり、その快挙を盛大に祝福した。
神奈川区出身の鍵山選手。地元の横浜銀行アイスアリーナを拠点にこれまでも国内外の大会で表彰台に上がってきた。
競技当日、応援会場には生徒や教職員合わせて26人が集まったほか、北海道から沖縄まで星槎グループの43施設をオンラインでつなぎ約4200人が画面越しに鍵山選手の勇姿を見守った。
鍵山選手がリンクに姿を見せると、一斉に熱い声援を送る生徒たち。演技が始まると緊張した様子でテレビ画面を見つめ、ジャンプが決まる度に「KAGIYAMA」と書かれたバルーンスティックを打ち鳴らして盛り上がった。その後、鍵山選手が自己最高点を記録し総合310・05点でトップに躍り出ると、会場はどよめきと拍手で包まれた。
演技の解説を担当したのは同校スケート部に所属する鍵山選手の後輩の田邊桜香さん(17)。「優真くんなら絶対に表彰台に乗れると思っていた」と喜びを噛みしめ「先輩の姿を見て自分も同じ舞台に立ちたいと改めて思いました」と熱く語った。
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