緑区の2022年度の自主企画事業(個性ある区づくり推進費)の予算案がこのほど明らかになった。予算額は9758万3千円で、21年度の9761万8千円と比較すると3万5千円の微減。区は「安全・安心なまち」「いきいき暮らせるまち」「みどりの魅力あふれるまち」の3つの柱で、地域の課題解決に向けた取組を着実に進める考えだ。
自主企画事業は市民局の「個性ある区づくり推進費」の中に位置づけられ、地域の身近な課題やニーズに迅速かつ、きめ細やかに対応するために実施するもの。
事業全体では、コロナ禍の新しい生活様式での様々な地域活動の支援をはじめ、災害に強いまちづくり事業、地域特性データ集作成事業、ふるさとみどり魅力発信事業などを中心に、「安全・安心なまち」「いきいき暮らせるまち」「みどりの魅力あふれるまち」の3つの柱を掲げ、緑区の基本目標「次世代につなぐ、みんなにやさしいまち『ふるさとみどり』」の実現に向け、「区民に寄り添いながら地域の課題解決に向けた取組を着実に進めていく」としている。
3つの柱の1つ目は「安全・安心なまち」。新型コロナウイルス感染症対策の更なる強化や第3回ワクチン接種の取組を推進。また、自助・共助による防災・減災、防火・防犯等、地域の特性に応じた区民の主体的な取組を支援するなど災害に強いまちづくりを進めるため、「災害に強いまちづくり事業」の予算が拡充されている。
2つ目の柱「いきいき暮らせるまち」では、子どもや子育て中の区民、高齢者、障害者、外国人のほか生活困窮者など誰もが安心して暮らし続けられるよう、共に支え合うつながりのあるまちづくりを目指す。新規事業「地域特性データ集作成事業」では、地域特性(強み・弱み)に応じた事業を展開するため、関係機関と地域の状況・課題の共通認識を持ち将来の展望をさらに深めるために視覚的にわかりやすいデータ集を作成する。
3つ目の柱「みどりの魅力あふれるまち」では、「ふるさとみどり魅力発信事業」を751万2千円で新規計上。区独自の魅力である緑あふれる自然、都市農業、歴史的資源などを広く発信し「緑区に住みたい、住み続けたい」と思えるような効果的な広報を行い定住促進や移住促進の取組を進める。
その他、新規・拡充事業は次の通り。「区民から親しまれる区役所づくり事業」(564万円、拡充)、「魅力ある公園づくり事業」(100万円、新規)。
予算案は、現在開会中の横浜市会で審議され、3月23日に議決される。
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