山下地域交流センター
安全考慮し一時休館
緑区遺産の登録施設
4月10日
下長津田自治会(井上敏正会長)でこのほど、下長津田お祭り推進委員会が発足した。同自治会館で行われた20日の会合で総務部主導で集まったメンバーは、夏まつり開催に向けた意見交換を行った。井上会長は「若い方の意見を取り入れて、持続可能な新たな形での祭りの開催実現に期待したい」と話す。
いぶき野第一公園で例年8月中下旬に実施される同自治会の夏まつりは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年と一昨年は中止を余儀なくされた。また、櫓の上や周辺で盆踊りを踊る女性部から役員に対して「部員の高齢化で、櫓に上がって長時間踊ることが難しくなった」と申し出があったという。また、公園周辺の環境がここ数年で変化しており、これまで通りの開催が困難な状況となり、夏まつりのあり方を改めて見直す必要に迫られていた。
こうした現状を打破しようと同自治会は若年層の自治会員を招集し、「下長津田お祭り推進委員会」を発足。1月30日に実施された第1回会合では、井上会長から委員会発足の趣旨説明があった。
第2回となった20日の会合では、「従来の櫓ではなく多目的使用を目的とした簡易舞台を作成する」「一般自治会員や地元の店舗から模擬店を公募する」「地元野菜を販売」「開催時間を早める」「日中や土曜日開催」「浴衣フェスの開催」「自治会のロゴを公募し祭り当日に投票」など初回とアンケートにより集計した様々なアイデを改めてメンバーで確認。アイデアの中から4つの事項▼従来の櫓を組む盆踊りは中止し、多目的な簡易舞台を作製する▼野菜・米、花の生産者直売所を設営する▼舞台エントリーを募集する▼ロゴマークを作製する――に絞りどうしたら実現可能かという視点で意見交換が行われていた。
井上会長は「若い方の意見を取り入れ、持続可能な新たな夏祭りの実現と、自治会加入促進に期待したい」と語る。
なお、同委員会で話し合われた意見は5月に実施予定の役員会までに素案を提案し、可否などが決定される予定だ。
|
|
|
|
|
|