緑区役所は3月29日、緑区の文化・スポーツ振興に大きく寄与したとして2個人・1団体に対して緑区長賞を授与した。表彰式当日は岡田展生緑区長から表彰状や花束が手渡された。
今回区長賞を受賞したのは、江下光利さん(創作和太鼓集団打鼓音)、柳下璃央さん(白山スポーツ少年団)、横浜市立田奈中学校トロンボーン四重奏(石谷そらさん、相原健太郎さん、井山巳晴さん、大谷優太さん)。表彰式当日は、各受賞者の大会の様子などを互いに鑑賞する時間も設けられていた。
4大大会を制覇
江下さん(いぶき野在住)は、星槎高校(旭区)を拠点に活動する打鼓音出身で現在教員を務めている。昨年末に行われた「太鼓祭2021第13回日本一決定戦」大太鼓の部で優勝。過去には富士山太鼓祭り・岡谷太鼓祭り・横浜太鼓祭味噌六日本一決定戦の3大会で優勝しており、今回の優勝で4大大会で日本一制覇。4大大会日本一の偉業は全国でも3人目で、江下さんは最年少記録を塗り替えた。「何年もかけて完成させた演目『金剛仁王』で日本一になることができた。太鼓は私にとって好きを突き詰めた結果」と語った。
ペアで全国3位
柳下さん(鴨居小新6年)は小学1年の時にバドミントンを始め練習に励んできた。昨年から同チームの長原里紗さん(旭区在住)とペアを組み、昨年12月に福島県で開催された「第30回全国小学生バドミントン選手権大会」に出場。33ペアが出場した女子ダブルス5年生以下の部で3位入賞を果たした。柳下さんは「私は前でのプレーが得意。ペアとして長原さんと互いにできない所をかばい合って3位になることができたのでうれしい。次は優勝できるように練習を頑張りたい」と更なる意欲を見せた。
全国初出場で金賞
田奈中学校トロンボーン四重奏チームは2年生2人3年生2人の編成。東関東代表として初の全国の舞台「第45回全日本アンサンブルコンテスト」(中学校の部)に出場し、初出場で金賞受賞という快挙を成し遂げた。4人は昨年秋から"全国出場"を合言葉に練習に励んできたという。表彰式に出席した石谷さんと相原さんは「全国大会では息の合った演奏ができた」「4人で金賞を取れたことがうれしい」と笑顔を見せた。
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