意見広告・議会報告
富士山噴火「火山灰」対策【2】 令和4年第1回横浜市会定例会報告【6】
1月15日にはトンガ王国首都から北に65Kmに位置する海底火山で大模な噴火が発生し、火山灰の降灰により貯水タンクや井戸などの飲料水の汚染が発生するなど、生活への深刻な影響が確認されました。では、横浜に降灰した場合、市の水道は大丈夫なのか。令和2年10月に私はその点を水道局へ質問していました。降灰による影響は、原水の濁度上昇や酸性化による浄水処理能力の低下、浄水場ろ過池への降灰による目詰まりの可能性があり、市民給水に支障が出る可能性がある、と答弁がありました。その対策として、川井浄水場は屋内化、小雀浄水場では蓋掛けが完了しており、また、濁水防止には凝集剤、酸性化にはアルカリ剤の注入で対応するとのことです。この度の令和4年度予算では、水道局予算の中に「豪雨・火山噴火等への対策」として拡大で計上されており、西谷浄水場の再整備による屋内施設化への暫定的な措置として養生シートを用いた降灰対策に取り組むとのことでした。この様にライフラインである横浜の水道は「火山灰が大量に降灰しても安全安心です」と、市民に対し明確に説明可能であると確認できたことは良かったです。
前回の定例会報告(【5】)でも述べたように、他の様々な課題への対策は未だスタート地点にも立っていません。引き続き各方面の火山灰対策の深化を追求して参ります。
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