区内在住で神奈川県内男性最高齢者の池田久雄さんに対して岡田展生緑区長は14日、長寿の祝いを行った。池田さんは、元気の秘訣を問う岡田区長に対し「病気をしないこと」と答えるなど、終始和やかな時間となった。
池田さんは1912年(大正元年)生まれの109歳で、今年11月2日に110歳を迎える。昨年に横浜市内男性最高齢者となった池田さんは今年、県内でも男性最高齢者になっている。
現在池田さんは、週に3日程度「デイサービスたのし〜む。十日市場」を利用しており、岡田区長が同施設を訪問し長寿を祝った。
池田さんと対面した岡田区長は「ご長寿のお祝いで伺いました。これからもお元気で長生きしてください」と声を掛け、山中竹春横浜市長からの長寿を祝う手紙を手渡し代読した。その後の対談では、満州事変で騎兵隊として2年間戦地にいたことや、社長としてプラスチック形成の会社を経営していた話などが池田さんから語られたほか、昔の写真を一緒に眺める場面もあった。岡田区長の「元気の秘訣は」との問いに対して池田さんは「それが分かれば苦労しないよ。病気をしないことかな」と返答した。また、当日は長女の秦則子さん(三保町在住・81歳)と、長男の池田良雄さん(長津田みなみ台在住・73歳)も駆け付けた。
横浜市は、「敬老の日」や「老人の日」にちなんで9月を敬老月間と位置付けており、新たに100歳を迎える人や101歳以上の高齢者に祝いの品を贈呈している。市の発表によると、市内で今年度中に100歳を迎える人は870人(区内27人)で、101歳以上の人が1638人(区内72人)いるという。
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