自衛消防隊員の技術向上と事業所の自主防災体制の更なる充実を図ることを目的とした「第45回緑区自衛消防隊操法技術訓練会」が21日、京セラ株式会社横浜中山事業所で開催された。主催は緑区自衛消防隊連絡協議会(菅沼茂伸会長)と緑消防署(堤康弘署長)、後援は緑火災予防協会。
自衛消防隊は各事業所内に設けられた、火災発生時に初期活動や応急処置対策を行う組織。3年ぶりの開催となった今回は4事業所22人の自衛消防隊員が参加した。
訓練会では「屋内消火栓」と「小型ポンプ」の部門ごとに「的確に使用できているか」や「迅速に使用できているか」などを競った。同署の山本昭博副署長は「所要時間の差がわずかにあっただけで、皆さん的確に使用できていた」と話した。
また、講評を行なった堤署長は日頃から訓練を行う自衛消防隊員を労い、「自衛消防隊員の皆さんを中心に事業所内でも防災の輪を広げていってほしい」と話した。
なお、各部門での最優秀事業所は、10月25日に実施される「横浜市消防操法技術訓練会」に緑区代表で出場する。結果は以下の通り(敬称略)。
【屋内消火栓操法I(女性)の部】横浜市緑区役所(最優秀)
【屋内消火栓操法II(男性又は男性女性混成)の部】横浜市緑区役所(最優秀)、医療法人社団武蔵野会牧野記念病院(優秀)
【小型ポンプ操法の部】株式会社DNPファインケミカル(最優秀)、株式会社横浜LIXIL製作所(優秀)
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