意見広告・議会報告
国際花博「緑区は通り道」 令和4年第3回横浜市会定例会報告【4】
10月4日の都市整備局審査において2027年に上瀬谷で開催される国際園芸博覧会(花博)の輸送対策について質問しました。
市は、瀬谷駅、十日市場駅など「周辺4つの駅からのシャトルバス」を計画しています。特に十日市場駅は首都圏方面から訪れる最も多くの来場者を受け止めることになります。駅前や環状4号線等の周辺道路が混雑し、朝夕の通勤通学、自家用車との錯綜、歩行者の安全などに影響があり、地元住民への負荷が増大することの課題認識を市と共有しました。しかし「車利用者のために会場近くにできるだけ多くの駐車場を確保する」ことも示されており、これは、マイカー来場歓迎、と言っているようなもので、十日市場だけでなく、周辺道路が慢性的に渋滞している緑区全体が、混雑の影響を受けることが危惧されます。
副市長からは「新たな案内システムの開発など新技術の積極導入や公共交通の利用促進を進め万全な輸送アクセスを構築する」と答弁がありましたが、それ以外にも道路の拡幅、新たなまちづくりなど、緑区の基本的なインフラ整備も非常に重要です。また、昨今はバスの運転手不足や車両の脱炭素化が叫ばれている中、果たして混雑対策の要であるシャトルバスの数を揃えられるのか等、花博は様々な課題をはらみます。花博成功を願いつつ地元のためにしっかりと注視して参ります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>