三保町在住の稲野純平さん(40)は、昨年12月にさがみはらグリーンプールで行われた「第7回神奈川マスターズ水泳スプリント大会」(一般社団法人神奈川県水泳連盟主催)に出場し、2種目で優勝した。さらに、2種目共に大会新記録のタイムとなり優勝に花を添えた。
稲野さんは同大会に、40〜45歳の年齢区分で「男子25m自由形」と「男子50m自由形」にエントリーしていた。社会人になってからの稲野さんの25m自由形でのベストタイムは11秒41。直前に行われた大会で11秒54と調子が良かったこともあり、11秒台前半のタイムを目標に同大会に挑んだ。大会当日の事前練習でも「水の感覚が良く、25mが短く感じた」と話すように、好調を維持していた。
周囲から「おめでとう」
しかし、25m自由形でのタイムは11秒70。自身が設定した目標に届かなかったが、周囲から「おめでとう」と声をかけられて大会新記録だったことに気がついたのだという。「タイムを意識して少し力んでしまったが、大会新を出すことができて嬉しい。大会記録があることを知らなかったのでみんなに声を掛けられるまで気が付かなかった」と笑ってみせた。
数年ぶりの24秒台
続く50m自由形では、大会新記録を意識してレースに挑んだ。スタート後は終始他の選手を圧倒し、2位の選手に1秒以上の差をつけての優勝となった。公式タイムは24秒96。稲野さんによると、50ⅿでは30代後半から25秒を切れないレースが続いていたといい「50ⅿでも大会新を出せて嬉しい。今後もベストタイムを出せるよう競技を続ける」と話した。
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