貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立
11月23日
障害者と健常者がともにスポーツや音楽を楽しむイベント「第1回みどりんぴっく」が3月27日、緑スポーツセンターで開催された。近隣の作業所に所属している障害者98人やスタッフ38人のほか、地域住民ら約70人が参加し、レクリエーションやワークショップ等を楽しんだ。同施設主催。地域活動ホームあおぞら、みどり福祉ホーム、わんどらん・ジョブリコ、緑工房、あしたば工芸、みどりのこかげ、UNO工房、STUDIO18、ピネル工房、第2みどりの家協力。NODD協賛。
障害者と健常者の共生社会の実現を目的に初開催された同イベントではレクリエーション体験会として、ボッチャやグラウンドゴルフ、輪投げなどが行われた。また、障害者や地域住民が音楽に合わせて歌やダンスを披露する参加型のコンサート、リズム遊びや円形の布を集団で動かして遊ぶパラバルーンなど、障害の有無に関わらず楽しむことができるプログラムが実施された。パラリンピック競技「ゴールボール」の体験会や障害者による販売会、オリジナルチャーム作りのワークショップも盛況を見せた。同施設職員で「第1回みどりんぴっく」実行委員会の箕輪正美委員長は「スポーツや音楽は障害の有無に関わらず楽しめると思っていた。参加者が笑顔になってくれて良かった」と振り返る。
熱い思いが形に
同イベントは障害者の息子を持つ箕輪さんが企画。障害者が地域社会で活躍するためのイベントを開催しようとの思いで区内の作業所を回り、イベントへの協力を求めた。その熱意が伝わり、作業所のスタッフを中心に同実行委員会が発足。箕輪さんは「様々なハードルがあったが、様々な人の熱い思いのおかげで無事開催できて良かった」と笑顔を見せる。
箕輪さんは今回のイベント成功を受け、2回目の開催にも前向きだ。「大変なことも多いが、参加者の笑顔や『楽しかった』という言葉を思いだすと熱い思いが込み上げるよ」と吐露する。また、「中山以外でもこのような活動が拡がり、障害者が色々な場所で活躍するきっかけが増えれば」と思いを語った。
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