4月1日にオープンしたThe Bakehouse COPPET(コペ)長津田店(長津田5の3の15)では、店内で焼き上げられたパンを営業時間外に店舗脇の自販機で販売している。奥山誠代表は「フードロスの一環。コペのパンを味わってもらえたら」と話す。
同長津田店は、1973年にオープンしたBakery Cafe COPPET青葉台店(青葉区)の2号店。営業時間は午前10時から午後6時(火曜、水曜定休)。店内ではパンキッシュのほか人気の惣菜パンをはじめ、青葉区産の小麦を使用したフランスパンや食パンなど30〜40種類が購入できる。
店舗の脇に設置された自動販売機では、両店舗で営業時間内に販売し切れなかったパン(黒糖パン/160円、チーズフランス/200円、国産小豆のつぶあんパン/200円など)を営業終了後から翌日の開店前まで販売(火曜、水曜以外)。自販機内の温度は、パンが固くならない程度の10度前後に設定されている。
奥山代表によると、天候や気温、長年の経験を頼りにその日の生産量を決めているが、どうしても予測が外れてしまうことも少なくない。コロナ以前は売れ残ったパンを近隣施設などに寄付していたという。
同青葉台店ではコロナの影響で店内のカフェスペースを一時クローズするなどの対応にも追われたという。自動販売機であれば、対面ではなく非接触で購入が可能というメリットもある。
「自販機での販売は、どの商品が入るかはお楽しみ。営業時間内のご来店が難しい方などにもコペのパンを味わっていただければと思っている」と奥山代表は語る。
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