神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2023年5月25日 エリアトップへ

横浜市 保留児童増で対策強化 送迎支援、1、2歳枠拡大へ

社会

公開:2023年5月25日

  • LINE
  • hatena
年齢別の保留児童の割合
年齢別の保留児童の割合

 横浜市は5月16日、保育所等の利用について希望する認可保育所に入れなかった「保留児童」の人数が前年比で108人増加したと発表した。新型コロナの影響で預け控えをしていたとみられる1、2歳児の入所が増加。市は、利用者の移動支援など対策を講じ、保留児童の解消を目指す。

前年比108人増

 「保留児童」は、「隠れ待機児童」とも呼ばれ、待機児童のうち認可保育所へ申請したが、希望通りの保育所等に入所できなかった児童を指す市の呼称。市が5月16日に発表した資料によると、4月1日現在の保留児童数は育休希望者を除き、1755人と前年より108人増加。一方待機児童は前年から1人減り、10人となった。

 新規申請者は、年齢別にみると1、2歳児が前年より652人増加。保留児童数についても1、2歳児が全体の7割以上を占める。市の担当者は、「新型コロナが落ち着いてきたことにより、復職したり預けるのを控えていた層が入所しているのでは」と話す。保留児童が増加する一方で、513園が定員割れの状況となっている。

駐車料金を助成

 市は保留児童の解消に向けた対策として、今年5月から1、2歳児の保留児童を対象に遠方(概ね2Km以上)でバス等で通えない小規模保育事業施設の入所が決定した場合に上限月2万5千円の自家用車の駐車料金を助成する送迎支援を新たに実施。駐車場は、施設や職場の近くなどに保護者の意向で選べる。また、月決め、時間貸しどちらも利用可。

 また、昨年度から余剰がある0歳児クラスの定員を抑制し、翌年度以降1歳児クラスへの持ち上がりを減らす定員変更を行う施設に助成金を交付してきたが、今年度から余剰がある0歳児のクラスの定員を1歳児クラスに振り替える施設に助成金を追加する支援も4月から始まっている。

 さらに、各保育所等の雰囲気や魅力を発信するウェブサイトを今年の夏までに作成することで、情報収集や園見学の際に希望施設の選択肢を広げ、保留児童の解消に向け対策を行っていく。

緑区版のトップニュース最新6

4年連続で東関東へ

田奈中学校吹奏楽部

4年連続で東関東へ

14度目 狙うは全日本切符

9月5日

社会貢献団体が多様化

社会貢献団体が多様化

社団法人での設立進む

9月5日

自作の服 持ち寄りショー

緑区老人クラブ連合会

自作の服 持ち寄りショー

一般に公開、生き甲斐に

8月29日

清々しさと悔しさと

青砥町在住赤井遙斗さん

清々しさと悔しさと

全中 110mH(ハードル)で銀メダル

8月29日

先行区の作成率 5割未満

横浜市避難行動計画

先行区の作成率 5割未満

対象者多く状況把握困難

8月22日

地域の子どもと初交流

横浜商大硬式野球部

地域の子どもと初交流

野球の楽しさ伝え

8月22日

横浜労災病院(045-474-8111)

市民公開講座「大腸がんの予防と最新外科治療」9月25日 申込不要・参加無料

https://www.yokohamah.johas.go.jp/

横浜市会議員 斉藤たつや

よこはま地震防災市民憲章 自助・共助の大切さについて考える

https://saitotatsuya.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月5日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook