ながつた幼稚園の裏山で6月21日、横浜市幼稚園協会保土ヶ谷支部(森谷恭子支部長)に加盟する各園の園長ら25人ほどが参加し、自然教育研修が実施された。
同研修会は、教諭が自然の仕組みを知ることで子どもからの「どうして〇〇なの」などの問いに答えられるようになることを目的としている。
講師は、同協会緑支部支部長で同園の笠原逸子園長。研修開始後、自然豊かな同園の裏山の中を会話をしないで散策する「サイレントウォーク」を実施。「姿は見られなかったが数種類の鳥の鳴き声が聞こえた」「卵から小さなカマキリが数匹出てきているのを見た」など、参加者は思い思いに感想を口にした。
その後は再び裏山に入り、視野の中に見える色や形を確認する「色いくつ、形いくつ」が行われた。その場からお気に入りの形の物を1つずつ持ち寄り、どんぐりやセミの抜け殻、紅葉の葉などが集まった。また、杖で木の枝を叩き、逆さにしたビニール傘で虫などを受けて観察する方法などが披露されていた。
「耳を澄ますなど五感を通して自然を感じるという感覚に気が付くことができた。今回の経験を各園で生かしていきたい」と森谷支部長。
|
<PR>
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>