区民の安全を守る十日市場駅前交番が9月20日、老朽化による建て替えのため閉所された。緑警察署地域課の担当者によると、建て替え工事期間は2024年3月までを予定しているという。
緑警察署管内には現在6つの交番(長津田駅前、十日市場駅前、鴨居駅前、中山駅前、霧が丘、北八朔)が配置されている。十日市場町と新治町の全域を管轄区域とする十日市場駅前交番は、1981年(昭和56年)12月に緑区内で最初の交番として建てられた。
同署地域課によると、建て替えが決定したのは21年頃。JR十日市場駅南口にある同交番(十日市場町800の1)は、敷地面積約90平方メートル。2階建てで建物の延床面積は約44平方メートル。今回の建て替えにより、延床面積は約70平方メートルになる。また、これまで建物2階は休憩室として活用していたが、新たに女性休憩室が設けられる予定。現在同交番には2、3人の警察官が配置されているが、建て替え後はより多くの警察官配置も可能だという。建て替え期間中の警戒について同署は、「警察官は隣接の長津田駅前交番などに配置し十日市場周辺地域の警戒を続ける。交番の前に警察官が立って周囲の警戒をする朝夕の立番や、駅ロータリーでのパトカー警戒などはこれまでと変わらず行う」とし、「各種届出については緑警察署または隣接の交番などにお願いしたい。期間中ご不便ををお掛けしますが、ご理解、ご協力をお願いしたい」と話す。
同署は交番建て替えについて、事前に近隣の連合自治会(新治西部地区、山下地区、霧が丘地区、十日市場団地地区)に対して説明を行い、交番建て替えに関するチラシの回覧を要請した。
十日市場町自治会の松浦正義会長は「警察署から説明を受けたので、治安面で特に心配はしていない」と話す。
同交番の解体作業は10月2日(月)から行われる予定。また、現時点で他の交番の建て替えの予定はないという。
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