鴨居在住の狩野陽二さん(90)がこのほど、自身の著書『80歳代を元気に乗り切った「社会参加」とは〜地域貢献の体験から伝える〜』を書き上げた。
著書では、現在鴨居連合自治会の相談役を務める自身が定年後の60歳代、70歳代、80歳代にどのような活動をしてきたかが紹介されている。
”会社人間”で地域のことを全く知らなかった狩野さんは定年後、地域での居場所がなく「暇を持て余していた」という。そんな狩野さんの地域活動は今から28年前、緑区役所の生涯学習講座を受講したことがきっかけで始まった。そこから地元鴨居の自治会との関わりができ、これまでに鴨居駅周辺まちづくり研究会の設立、鴨居原市民の森愛護会の設立などに関わってきた。
地域での居場所づくり
地域活動の良さについて狩野さんは「新しい自分の発見や自分磨きにもなる。それに生涯を通じて地域での居場所が確保できる」と語る。
狩野さんが地域活動を通じて実践してきたのは「キョウイク」(今日行く所がある)と「キョウヨウ」(今日用がある)。
「私の場合は、地域活動が健康維持の原動力になっていました。定年前後の方々に本書が参考になればうれしい。また、60歳から80歳の方に読んで頂き所見をお聞かせ頂きたいと思っている」と思いを述べる。
文芸社から12月15日(金)に発売される。価格は税込660円。大型書店で注文し購入が可能。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
<PR>
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|