吹奏楽の強豪校が一堂に会する「日本管楽合奏コンテスト」の全国大会がこのほど都内で開催され、中学生B部門に出場した田奈中学校吹奏楽部が最優秀賞に輝いた。全国大会での最優秀賞受賞は2年連続。
限られた練習時間で
3年生にとってはこれが中学校生活最後の大会。顧問の中島茜教諭によると、部員たちは文化祭などの行事の準備に追われながらも、限られた時間の中で練習を重ねたという。クラリネットを担当した部長の可児優さん(3年)は「大会が近付くにつれ、みんなで集中して練習に取り組めた」と振り返る。
全国大会当日は『ダフニスとクロエ』第2組曲を披露。スネアドラムを担当した副部長の吉井温人さん(3年)は「あまり練習時間が取れなかったので、すごく緊張した」。だからこそ、最優秀賞受賞の結果に「すごくうれしかった」と喜びもひとしおだ。
ティンパニーを演奏した副部長の紀谷和歌葉さん(3年)は、今年出場した東関東吹奏楽コンクールで同部が銀賞に留まったことに触れ「あの時は悔し涙だった。今度はうれし泣きに変えることができて良かった」と喜びを語った。(記事中の「部長」「副部長」の役職名は全国大会出場当時)
3月の卒業を前に
同部のメンバーは、来年3月末に定期演奏会を予定している。可児さんは「3年間の集大成。吹奏楽をやっていて良かったと思える演奏にしたい」と意欲を語った。
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