緑区役所での「お昼のロビーコンサート」に出演する東洋英和女学院大学ハンドベル部の部長を務める 笹本 真愛(まい)さん 横浜市内在住 21歳
向上心で育むベルの諧調(かいちょう)
○…ハンドベルの音色が、会場の空気も、聴く人の心も震わせた。昨冬、緑区役所で開催されたクリスマスコンサートに出演した東洋英和女学院大学ハンドベル部。演奏会には定員の倍以上が来場し、注目を集めた。同部は今年も12月21日(木)午後0時10分から緑区役所で演奏する。部長として「音楽を楽しんでもらえるのが一番。部員みんなで楽しんで演奏できれば」と意気込みを語る。
○…横浜市内で生まれ育ち、NHKの子ども向け番組をきっかけに5歳でバイオリンの練習を始めた。ハンドベル部との出合いは同大への入学式当日。手にしたクラブ紹介の冊子の中で「ハンドベルの写真を見付けた。キラキラしていて、すごくきれい。絶対入部するんだ、と決心した」という。兼部しているオーケストラ部でバイオリン演奏を続けながらも、ハンドベル部では1年の頃から部長を任され、部員と共に練習を重ねてきた。
○…趣味はアニメ。好きな作品の「聖地巡礼」も楽しみで、お気に入りの「アニメのコラボカフェを訪ねるため、今年9月、妹と2人で神戸に日帰り旅行した」と笑顔で語る。好きなアニメの曲の一つは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のオープニング曲『Sincerely』。切なくも力強い歌詞に、聴く度に勇気をもらっている。
○…ハンドベルの良さは美しい音色だけでなく「一人でも欠けると演奏が成り立たなくなるので、メンバー一人ひとりをとても大切に思えること」。少しでも上手くできたらすごく褒めてくれるという自身のバイオリンの恩師のように「部員たちのこともよく褒めるように心掛けている」と、常にパフォーマンスの向上に余念が無い。「今後もハンドベルの魅力を伝えていきたい」
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