神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年1月25日 エリアトップへ

今年で開所20周年を迎える「みどりの家」で施設長を務める 出口 博喜さん 大和市在住 47歳

公開:2024年1月25日

  • X
  • LINE
  • hatena

使命感と感謝を胸に

 ○…「重い障がいのある人が地域の中で、自分らしくいきいきと生きる」を基本理念とする社会福祉法人キャマラードが運営する区内の施設「みどりの家」は今年、開所20周年を迎える。診療所を備え、利用者の医療的ケアも行っているみどりの家で、2015年から施設長を務めている。「手探りしながらも、がむしゃらに続けてきた。施設を長年継続できたことを誇りに思う」

 ○…生まれも育ちも大和市。短大時代は工学部で学んだものの、その後福祉の仕事を志したのは、重い障がいのある、3歳離れた弟の存在がきっかけだった。「弟に障がいがなかったら、この仕事はしていなかった。いまとなっては感謝しかない」。みどりの家の開所当時から同施設で勤務。自身が29歳のとき、弟を亡くしたが、彼を思う気持ちはずっと心に生き続けている。「夢は、弟も安心して通わせられる施設づくり。家族を預ける側が、安心して預けられる施設づくりをしたい。その一心です」

 ○…中学時代は野球部で白球を追い、高校では軽音楽部でドラムの演奏に夢中になった。バンドのメンバーとして文化祭や地域のイベントにも出演。観客が「演奏を聴いて盛り上がってくれてうれしかった」と懐古する。山岳部にも入って登山を楽しんでいた経験もあり、近年では妻と我が子4人と共に「毎週のようにハイキングに行っていた。厚木の山々は制覇した」と笑顔で話す。

 ○…みどりの家では地域交流事業として節分祭を実施している。今年は20周年記念行事として2月3日(土)、ゲストに具志堅用高さんを迎えて開催する。「ぜひ多くの人に楽しんでほしい。今後も地域の皆さんとの連携を大切にしたい」。これからも使命感を胸に、施設運営を続けるつもりだ。

緑区版の人物風土記最新6

橋本 憲一郎さん

9月27日、霧が丘の「ぷらっとkiricafe」での車座トークで似顔絵について語る

橋本 憲一郎さん

霧が丘在住 67歳

9月5日

油井 文さん

青年海外協力隊としてボリビアで活動し、いっぽで同国の文化を紹介した

油井 文さん

北八朔町在住 51歳

8月22日

宮田 崇さん

8月1日に発行した旅行ガイド本『地球の歩き方 横浜市』の編集長を務めた

宮田 崇さん

金沢区出身 46歳

8月15日

佐東 由章さん

8月23日、霧が丘の「ぷらっとkiricafe」での車座トークで講師を務める

佐東 由章さん

霧が丘在住 91歳

8月15日

永井 寛さん

長津田みなみ台にある「cafe Mon」の建物に壁画を制作した

永井 寛さん

長津田在住 73歳

8月8日

板垣 徹宏さん

神奈川県司法書士会横浜北支部の支部長を務める

板垣 徹宏さん

森の台在住 48歳

8月1日

横浜労災病院(045-474-8111)

市民公開講座「大腸がんの予防と最新外科治療」9月25日 申込不要・参加無料

https://www.yokohamah.johas.go.jp/

横浜市会議員 斉藤たつや

よこはま地震防災市民憲章 自助・共助の大切さについて考える

https://saitotatsuya.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月5日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook