予算閉会「重大な論点」継続 令和6年横浜市会第1定例会 市政報告58
予算議会が3月26日に閉会しました。重要な点をお伝えします。
附帯意見付き予算可決
市長が提案した予算は附帯意見を付しての可決となりました。【1】本市を含む首都圏では高額になりがちな出産費用の地域格差解消、【2】市の出産費用助成事業は国の出産費用保険適用が始まれば速やかに終了すること、【3】出産費用の見える化とともに妊婦の適切な医療機関等の選択を支援すること、【4】政令市の中でも公費負担額が少ない妊婦健康調査の充実等の産前産後の経済的支援の充実です。「附帯意見を付す」とは、(行政を止めないため)否決はしないが、意見については重く受け止めよという市民・議会側から市長への最大級の注文です。
いじめ重大事案
亡くなられた被害者の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。再発防止のため議会としては異例の「教育行政に対する運営委員会申し入れ」がなされ、【1】学校現場及び教育委員会の対応過程の再調査、法令違反があれば市長による当該教育長、当該職員に対する速やかな処分、【2】他の自死事案に関する調査の徹底、【3】前段の調査結果や今後の重大事案発生の場合の議会への速やかな報告、【4】いじめによる自死が二度と起こることのない教育委員会と学校現場の創出を求めました。
少子化の一方で、こどもの自死が増加しています。この現状を変えることこそ地方政治の最重要課題です。
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