神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年4月18日 エリアトップへ

「子ども」「まちづくり」を意識 市「図書館ビジョン」策定

社会

公開:2024年4月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
「子ども」「まちづくり」を意識

 横浜市は将来の図書館像を示す「図書館ビジョン」を3月27日に公表した。この中で図書館を子どもたちのための場所や地域との交流の場にすること、まちづくりの役割を果たすことなどを基本方針に掲げた。

 社会環境の変化に対応しながら、新しい時代の図書館のあるべき姿を示そうと、市は2022年からビジョン策定へ向けた調査を開始。アンケートやワークショップで市民の声を聞きながらビジョンを確定させた。

 基本方針と取組の方向性の筆頭に「未来を担う子どもたちのための図書館」を掲げ、市が注力する子育て支援に沿う形となった。「子どもを連れて何度でも行きたくなる環境・施設を整える」とし、館内で体験イベントを行ったり、子どものためのスペースを作るなどの例を挙げた。方針は「あらゆる市民のための図書館」、「まちとコミュニティのための図書館」と続く。施設のバリアフリー化や市民、団体、企業などとの連携イベントをイメージし、「まちづくりのプラットフォーム」としての役割も明確にした。

「1区1館」変わらず

 策定の過程で募った意見の中には、図書館数の増加を求める声が多かったが、市は「1区1館」の方針を崩していない。ビジョンでは、施設整備の考え方として、図書館機能の拡張やアクセスしやすい場所への移転などを挙げている。

キーマンと連携

 策定を進めてきた市教育委員会事務局の担当者は「図書館を子どもたちがわくわくする場にしたい」と話す。すでに発表されている中央図書館=西区=のリニューアルでも親子フロアを整備するなど、家族での来館を意識した案が示されている。まちづくりの役割に関しては、「様々な人と情報をつなげるコーディネーターになれるようにしたい」とし、すでに活動している団体や施設のキーマンとの連携を強化していく意向だ。

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

緑区版のローカルニュース最新6

横浜市内にインフルエンザ流行注意報が発令

横浜市内にインフルエンザ流行注意報が発令

患者報告数、基準値を上回る

12月20日

「おかえり」横浜美術館 3年ぶり全館営業

「おかえり」横浜美術館 3年ぶり全館営業

リニューアル記念展、2月8日から

12月20日

横浜の国指定名勝「三溪園」が三が日に市指定文化財を特別公開

障がい者作品展に約6千人

神奈川県

障がい者作品展に約6千人

横浜・赤レンガ倉庫

12月19日

文化芸術情報を一冊に

文化芸術情報を一冊に

県内イベントを紹介

12月19日

障がい者作品展に約6千人

神奈川県

障がい者作品展に約6千人

横浜・赤レンガ倉庫

12月19日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 12月19日0:00更新

  • 12月12日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook