学校法人堀井学園横浜創英大学(三保町1番地)と神奈川県住宅供給公社、一般財団法人若葉台まちづくりセンターは3月27日、旭区若葉台にある横浜若葉台団地や周辺地域の活性化などを目的とした連携・協力に関する協定を締結した。
これは看護学部、こども教育学部を持つ同大の専門性を生かし、地域コミュニティの活性化などを目指すもの。同大では学生の知識、技能、コミュニケーション能力の育成や地域貢献などに取り組み、同公社、同センターでは子育て環境の魅力アップ、若年層の増加、高齢居住者と若年層との交流促進などを目指していくとしている。
協定締結の背景にあるのは、近年の人口減少や高齢化の進行だ。同団地では昨年3月現在、住民の高齢化率が54・3%となっており、若い世代にも選んでもらえる団地を目指した世代循環への取組が課題となっている。
同大の北村公一学長は「横浜創英大学では、2012年の開学以来、積極的に地域貢献活動を展開しています。協定締結を機に学生の学びの場としての地域に根ざした学校づくりをさらに進めていきます」と語った。
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