三浦監督（右）と握手を交わす筒香選手
２０２０年から大リーグに挑戦し、４月に横浜ＤｅＮＡベイスターズへの復帰が決まった筒香嘉智選手は、４月18日に横浜スタジアムで、約９６００人のファンを招き異例の公開形式での入団記者会見を行った。
筒香選手は、応援団とファンが自身の応援歌を演奏する中で登場。多くのファンに囲まれる光景に「鳥肌が立っている。自分の応援歌を久々に聞けて興奮した気持ち」と喜びを口にした。
「定位置を取りに」
５年ぶりの古巣復帰について筒香選手は「日本に戻るモチベーションが上がらなかったのは事実だが、やはりベイスターズで優勝したいという思いが復帰への決め手となった」と理由を述べた。
筒香選手は「アメリカでの成績は満足できるものではなかった」と吐露。今後について「過去を振り返るのではなくこれからはベイスターズのために頑張る。まずは選手としてポジションを取りに行き、勝利に貢献していくプレーを披露したい」と意気込んだ。
チームの柱になって
会見には三浦大輔監督がサプライズで登場し、筒香選手に「おかえり」と一言。「筒香は、やはりハマスタは似合う。これからチームの大きな柱になってほしい」と期待を込めた。
背番号は、「尊敬している」と話す村田修一さんから受け継ぎ、２０１２年から付けていた25番。筒香選手は最後に「ハマスタのファンが最高の喜びに満ち溢れるように、毎日必死にプレーする」と力強く語った。
筒香選手は横浜高校から２００９年のドラフト１位で横浜ベイスターズに入団し、主砲、キャプテンとしてチームを引っ張ってきた。２０２０年に渡米し複数球団でプレーしたが、昨年契約を結んだ球団を３月に退団していた。
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