内閣府はこのほど2024年春の叙勲・褒章などの受章者を発表した。
春の叙勲と危険業務従事者叙勲
春の叙勲は、今回最高位の「桐花大綬章」、国家・公共への功労が認められた、主に民間人を対象とする「旭日章」と、公務員などに贈られる「瑞宝章」がある。今回は合わせて4108人、県内からは233人、横浜市からは98人、緑区からは5人が受章した。
区内の受章者は次の通り(敬称略・順不同)。
▽佐々木一男(81・元東京都目黒区副区長)/瑞宝双光章・地方自治功労
▽池田秀一(60・東京重機(株)移動式クレーン運転士)/瑞宝単光章・専門工事業務功労
▽河原徳治(72・元横浜市緑消防団分団長)/瑞宝単光章・消防功労
▽中村行宏(70・元(株)テレビ神奈川社長)/旭日小綬章・放送事業功労
▽井上敏正(74・横浜市緑区下長津田自治会会長)/旭日単光章・地方自治功労
また、危険業務従事者叙勲は全国で3612人が受章。県内からは211人、横浜市からは56人が受章した。
緑区からは、瑞宝単光章を元海上保安官の鷺坂義美さん(65・海上保安功労)、元警視庁警部補の安田俊明さん(73・警察功労)が受章した。
春の褒章は区民2人
一方、褒章は顕彰内容で紅・緑・黄・紫・藍・紺の6種類がある。今回、全国では665人、県内からは34人、横浜市からは16人が受章した。
緑区区からは、会社経営や各種団体での活動を通じ、産業の振興や社会福祉の増進などに優れた業績を挙げた人や、国、地方公共団体から依頼されて行う公共の事務に尽力した人に授与される藍綬褒章を、横浜市緑消防団副分団長の岩岡秀次さん(69・消防功績)、民生・児童委員の松浦正義さん(74・社会福祉功績)が受章した。
地域の会長らが祝福
5月20日には、緑区役所で開かれた緑区連合自治会長会の定例会終了後、地域の会長らが叙勲を受けた長津田自治連合会の井上会長と、褒章を受けた新治西部地区連合自治会の松浦会長を祝福した。
井上会長は「20年自治会長を務めさせていただいて、私と一緒に自治会運営に関わった皆さんや自治会員のほか、私を支えてくれた妻や家族たちの理解があったからこそだと思っている。このような章をいただけたことは感謝の一言に尽きる」と喜びを語った。松浦会長は「緑区の民生委員・児童委員の皆さんが日頃頑張っていただいていて、その代表でいただけたという気持ち。高齢化などによってなりて不足が叫ばれているけれど、共働き世代でも務められるような環境づくりなどに力を入れる必要があると考えている」と言葉に力を込めた。
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