神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年7月25日 エリアトップへ

緑消防署 「水に浮いて救助待って」 上山小で着衣泳訓練

教育

公開:2024年7月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
児童の指導にあたる上田所長(上)ら
児童の指導にあたる上田所長(上)ら

 緑消防署の署員たちが7月19日、上山小学校を訪れ、小学6年生を対象に着衣泳訓練を実施した。児童約60人が参加し、服と靴を着用したままプールに入って水に浮く練習に取り組んだ。

子どもの水難事故河川で多発

 警察庁のまとめによると、2023年中に全国で発生した水難事故による死者・行方不明者数は、前年比16人増の743人。うち中学生以下は27人(前年比1人増)で、このうち59・3%に上る16人については、河川で事故に遭っていた。

 また、今年7月5日には、旭区内を流れる帷子川で遊んでいた小学生が溺れて死亡する事故が発生している。

 同署署員たちは「夏休み中は子どもが水辺で遊ぶ機会が増える。水に溺れそうになっても、命が助かる方法を身に付けてほしい」と指導にあたった。かつて水難救助隊や特別高度救助部隊に所属し、多くの人命救助に携わった経験を持つ十日市場消防出張所の上田俊輔所長は、プールの中の児童に「溺れると思ってバタバタすると、かえって水に沈んでしまう。仰向けで大の字になり、救助が来るまで浮いて待つことが大事」と指導。また、浮いたまま手足で水を掻いて進む「イカ泳ぎ」も教えたほか、空のペットボトルを腹部に抱え、体を浮きやすくする方法なども伝えた。

 体験した男子児童は「水から上がったとき服が重かったけれど、水には楽に浮くことができて楽しかった」と話した。

 同署は7月25日に、同校プールで緑消防団員向けに着衣泳訓練を実施する予定だ。

〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

緑区版のローカルニュース最新6

横浜市消防音楽隊が2、3月に定期公演

入場無料

横浜市消防音楽隊が2、3月に定期公演

12月2日から27日まで事前申込受付

11月30日

農業と福祉の連携を考えるフォーラム

農業と福祉の連携を考えるフォーラム

神奈川県庁で12月1日

11月30日

横浜の経済発展に貢献した産業功労者6人を表彰

児童・生徒が街を清掃

児童・生徒が街を清掃

星槎学園北斗校

11月28日

「窓口カスハラ」対応苦慮

区役所

「窓口カスハラ」対応苦慮

職員要望も体制未整備

11月28日

世代越え 楽しくプレー

世代越え 楽しくプレー

グラウンドゴルフ大会で

11月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月14日0:00更新

  • 10月31日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook