緑図書館の中廊下で8月31日(土)まで、「よんでみよう こんな本」と題した図書展示が行われている。市内の図書館の司書たちが選んだ、小中学生向けのお薦めの本を展示する企画。どの学年向けなのかは、各図書の背表紙に表示した色で識別する(小学1・2年がピンク、3・4年がオレンジ、5・6年が青、中学生が黄色)。展示されている図書を借りることもできる。
同館の司書・小峰康雄さんによると、図書館を利用する中高生の数は小学生らに比べて少なく、青少年の本離れの解消につながればと、毎年夏休みの時期に同展示を実施している。小峰さんは「図書館にはこんなに面白い本があると知ってもらい、図書館にもっと興味を持ってもらいたい」と話す。
期間中、同館内では図書館や本に関するクイズに正解するとプレゼントがもらえる「ぶっくまおやこからの挑戦状」という企画も実施している。
同館の高倉徹館長は「誰かから本を勧められると『読んでみよう』という動機になる。この機会に、司書が選りすぐった本を読み、自分に合った本を見つけてほしい」と話している。
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