神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年8月1日 エリアトップへ

神奈川県司法書士会横浜北支部の支部長を務める 板垣 徹宏さん 森の台在住 48歳

公開:2024年8月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
板垣 徹宏さん

社会を支える「ワクチン」

 ○…横浜北部4区をエリアとする支部は130人が加盟する。支部長として力を入れるのが広報。制度紹介が一般的といわれる士業の広報で、会員紹介の冊子を作成。掲載を希望する会員の情報をスポーツの選手名鑑のように一冊にまとめ、公共施設などに配架した。会員からも高評価で「かかりつけ医を見つけるような感覚で利用してもらえれば」としてやったりの笑みを浮かべた。

 ○…高校時代まで京都市内で過ごした。「海が見たい」と神戸の大学を志望。浪人し、翌年横浜の大学に合格。上京した。「海は近くなかったですが」と苦笑い。メディアへの興味から大学では放送サークルを立ち上げ、就職はラジオ局に。ただ昼夜を問わない厳しい職場環境に加え、インターネットの台頭もあり、改めて将来を模索。「人を救う仕事がしたい」と一念発起し、法律の世界を目指した。

 ○…1週間のうち3日司法書士事務所でアルバイトし、残り4日は寝食以外を勉強に充てた。1年目は全く歯が立たなかったが、2年目であと一歩まで迫った。背水の陣で臨んだ3年目で合格。弁護士事務所に3年務めた後、「司法書士がいなかった」センター南で開業した。「弁護士は手術をする外科医、司法書士はトラブルを未然に防ぐ『ワクチン』。地味だけれど社会の役に立っているし、救われる人も多い」とやりがいと使命感を口にした。

 ○…中山や野毛で同業者や青年会議所でつながった仲間と酒席を共にするのがリラックスタイム。「一人では全然呑まない。皆とワイワイやるのが楽しい」と朗らかに笑う。休みの日は6歳の娘と4歳の息子と一緒に遊ぶ時間が至福のひと時。「全然手がかからないんですよ」と嬉しそうに目尻を下げた。

安心安全の出産目指し51年 新横浜母と子の病院

産科・婦人科・内科・小児科・麻酔科 新横浜駅から無料シャトルバス有 045-472-2911

https://www.hahatoko.jp

<PR>

緑区版の人物風土記最新6

合志 光紀さん

令和6年度交通安全功労者表彰を神奈川県内で唯一受けた

合志 光紀さん

北八朔町在住 83歳

9月12日

橋本 憲一郎さん

9月27日、霧が丘の「ぷらっとkiricafe」での車座トークで似顔絵について語る

橋本 憲一郎さん

霧が丘在住 67歳

9月5日

油井 文さん

青年海外協力隊としてボリビアで活動し、いっぽで同国の文化を紹介した

油井 文さん

北八朔町在住 51歳

8月22日

宮田 崇さん

8月1日に発行した旅行ガイド本『地球の歩き方 横浜市』の編集長を務めた

宮田 崇さん

金沢区出身 46歳

8月15日

佐東 由章さん

8月23日、霧が丘の「ぷらっとkiricafe」での車座トークで講師を務める

佐東 由章さん

霧が丘在住 91歳

8月15日

永井 寛さん

長津田みなみ台にある「cafe Mon」の建物に壁画を制作した

永井 寛さん

長津田在住 73歳

8月8日

あっとほーむデスク

  • 9月12日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook