JOCジュニアオリンピックカップ第55回U16陸上競技大会が10月18日から20日にかけて三重県で開催され、田奈中学校陸上部の片岡心さん(3年)が砲丸投げで5位入賞を果たした。
同大会は、日本陸連が主催し、毎年秋に行われる中学生世代の陸上競技大会。ただし、早生まれの高校1年生も参加できる。砲丸投げは日本ランキング上位30人が参加できる種目で、今年の全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)の入賞者が全員参加した。
片岡さんも県大会を制するとともに参加標準記録を突破し、今年の全中に出場。しかし冬場についてしまったフォームの癖が修正できず、12位と思い描いた活躍ができなかった。「自分でもおかしいのが分かっているのに直せない、そのもどかしさがあった」と振り返る。
そして迎えたジュニアオリンピックは、中学生として参加する最後の大会。「とにかく後悔しないように。順位ではなく自己ベストを狙う」と臨んだ。序盤は記録が伸ばせなかったが、最後の6投目で今季自己ベストの14m17を記録し、5位に入賞。1位と2位が高校生だったため、同学年の中では3位となった。
片岡さんは「満足はしていないが後悔もしていない。中学校での陸上生活はきついこともあったけれど、周囲の応援がうれしくモチベーションになった。高校ではハンマー投げに挑戦してみたい」と話している。
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