鴨居原市民の森愛護会(菅原喜勇勝会長)は11月3日、同市民の森南地区で「第20回 森のクリーンアップ&焼き芋大会&植樹会」を開催した。地域の親子連れなど約80人が参加し、同市民の森を歩きながら、不法投棄されたごみを回収したほか、スコップを手に穴を掘り、コナラやクヌギなどさまざまな種類の苗木を植樹した。
「自身の手で植樹することで、この森に一層愛着を持ってほしい」(菅原会長)との思いで始めた植樹会は今年で4年目。今回は初めて、縁起物として正月飾りにも使われるユズリハも植えた。小中学生の娘2人と共に植樹を体験した齋藤亮さんは「地元の森がきれいな方が良いと思い参加した。斜面だったので植えるのが大変だったけれど、やって良かった」と話していた。菅原会長は「植樹した木が子や孫の時代まで育ってほしい」と語った。
清掃活動では、参加者たちが古タイヤや壊れたビニール傘、フライパン、空き缶などさまざまなごみを回収。最後に、同会がお礼として焼き芋を振る舞った。
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