10月17日に行われた「横浜市消防操法技術訓練会」で最優秀に輝いた緑区内の事業所自衛消防隊3隊が、11月8日に区役所を訪問。佐藤康博区長に優勝報告を行った。同一区の事業所が3部門を制覇するのは史上初の快挙だという。
この訓練会は地域と事業所の防災を担う「自衛消防隊」が、日頃の消火技術訓練の成果を競い合うもの。「屋内消火栓操法I(女性の部)」「屋内消火栓操法II(男性または男性女性混成の部)」「小型ポンプ操法」の3部門で審査が行われる。
緑区からは医療法人社団 鴨居病院が「屋内消火栓操法I」に出場し最優秀に。「屋内消火栓操法II」に出場した緑区役所と、「小型ポンプ操法」に出場した(株)DNPファインケミカルは、昨年に続き最優秀に輝き、2連覇を達成した。
報告会には佐藤区長をはじめ、緑消防署の寺山洋司署長も出席。それぞれの隊員が訓練会の感想を語った。緑区役所で指揮者を務めた石走祐介さんは「昨年度も最優秀だったので緊張感もあったが、途中でメンバー交代もありながら連覇できた。次は3連覇を目指したい」と語り、鴨居病院の1番員を務めた山田若菜さんは「コロナ禍で6年ぶりの出場でしたが、限られた時間の中で多職種のメンバー同士で交流できて良かった」と振り返った。DNPファインケミカルの1番員を務めた松田和真さんは「お盆明けからほぼ毎日訓練を続けてきた成果が実を結んでうれしい。社内的にも防災意識が高まったと思う」と笑顔で話した。
緑消防署の寺山署長は「史上初の快挙。今は喜びをかみしめ合い、今後の活動につなげてもらいたい」と祝福した。
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